映像で見る限り、ほとんどのSPの注意が前方にばかり向いていて、背後を警戒している素振りは見られなかったね。撃たれてから、ビックリして振り返ってる様子からすると、ちょっと警備体制は、「迂闊」としか言いようがないね!演説の場所も警護するには、また、要人を守るには、難しい場所だね。誰でも簡単に接近でき、テロが容易に実行できる場所。
米国のエマニュエル駐日大使は8日、ツイッターに「安倍晋三元首相の銃撃事件を受け、悲しみを覚えるとともに大きな衝撃を受けています。安倍さんは日本の優れた指導者であり、米国にとって揺るぎない盟友でもあります。米国政府と米国民は、安倍さんのご無事を願うとともに、ご家族と日本国民のために祈っています」と投稿した。
7月8日、午前11時半ごろ奈良県にある近鉄「大和西大寺駅」駅付近で、演説を行っていた安倍晋三元総理が銃のようなもので撃たれ、心肺停止の状態です。
午前11時半ごろ、西大寺駅前で「銃声らしい音がした」との110番通報があったということです。
現場では安倍晋三元総理が倒れていて、消防によりますと安倍元総理は心肺停止の状態だということです。
警護のスタッフがその場で男を取り押さえた。男は黒い筒をビニールでぐるぐる巻きにしたようなものを提げており、取り押さえられる時は多少の抵抗をしたが、何か言葉を発することもなかった。
男は若い成人とみられ、マスクに眼鏡、Tシャツと長ズボン姿だった。
警察によりますと、現場では男が銃のようなもので2発発砲し2発目が安倍元総理の左胸や首に命中したということです。
警察関係者によると、銃は手製で、筒状の砲身を粘着テープで巻いたもの。安倍氏はかなり直近から銃撃されたという。
警察は殺人未遂の疑いで奈良市に住む山上徹也容疑者(41歳)が現行犯逮捕されたということです。
現在、警察が詳しい状況を調べています。安倍元総理は選挙応援の演説で奈良市に来ていたといて、現場には約30人がいたということです。
安倍元総理はその後、ドクターヘリで病院へ搬送され、病院で治療を受けています。
現場にいた自民党関係者「安倍さんが話し始めてすぐに銃声。後ろから2発」
現場にいた自民党関係者は「ちょうど安倍さんが話し始めてすぐに銃声が聞こえた。11時半過ぎだったと思う。2回だった。大和西大寺駅の近くのバスターミナルで、街宣車の上ではなく、平場に台を置いて演説していた。撃ったのはおそらく後ろからだと思う。数メートルか10メートル先に男が立っていて、すぐに取り押さえられた。後ろは道路だった」話しています。
現場で取材をしていた朝日新聞記者によると、安倍晋三元首相は8日午前11時20分ごろに現地に到着し、参院奈良選挙区の自民党候補者と同30分ごろに演説を始めた。
3分後ぐらいに銃声が1回聞こえ、記者があたりを見回すと、安倍元首相の背後5メートルぐらいのところに、男がいた。もう一度パンという音がし、銃のようなものが見えた。
安倍元首相は演台から下ろされ、仰向けの状態で心臓マッサージを受けていた。自動体外式除細動器(AED)も使われていたようだった。医師や看護師を探す声などが上がり、あたりは騒然とした。
松野博一官房長官は、首相官邸で記者団の取材に応じ、「安倍(晋三)元総理の容体は現在のところ不明であり、引き続き確認中だ」と語った。参院選の遊説中だった岸田文雄首相は官邸に緊急で戻るとし、「応援演説などで各地にいる閣僚については、直ちに東京に戻るよう指示を出した」と明かした。
松野氏は目を潤ませながら、「いかなる理由であれ、今回のような蛮行は許されるものではなく、断固非難する。政府としては各種の対応に万全を期している」と述べた。
NHK党の立花孝志党首はツイッターで、「安倍晋三さん 狙撃されてる 死なないで」とコメント。午後5時に予定されていた横浜市内での街頭演説を中止し、代わりにユーチューブでのライブを行うと投稿した。
インドネシア・バリ島で開催中の主要20カ国・地域(G20)外相会合に出席中の林芳正外相は記者団に、「各国の外相からも心配している、という声もかけていただいている。回復を心よりお祈りしている」と語った。
今回のG20外相会合はロシアのウクライナ侵攻後、初めての開催となる。林外相らG7各国のほか、ロシアのラブロフ外相らも参加している。
自民党の高市早苗政調会長は8日午後7時から、福岡県久留米市で参院選の自民候補の応援演説をする予定だったが、安倍晋三元首相の銃撃を受け、急きょ中止となった。
参院選香川選挙区に立候補している磯崎仁彦・官房副長官は午前中から、香川県丸亀市内で街頭演説中だったが、官邸からの連絡を受け急きょ東京に戻ることに。選挙事務所の男性秘書は「緊急事態で予定は全部中止。投開票当日も含めて戻れないかもしれない」と話した。
日本はこれまでこうした暴力がなかったわけではない。最近も野党の福山氏が殴打されるという事件があったことは記憶に新しい。
しかしながら、この事件はこれまでの事件と二つの意味で問題を提起している。
第一に、街頭演説における安全管理である。民主主義においては候補者と有権者の距離が近いことは必要だ。しかし、それは危険と裏腹であることを露呈したといえる。
第二に、応援弁士の情報管理である。前日の夕方に訪問予定が決まったようであるが、そこからの広報により、容疑者が犯行を準備し、決意したとするならば、どう広報するかも問われるかもしれない。
しかしながら、有権者に近いこと、そして国民と触れ合うことは政治家にとって必要なことであり、この事件により従来の日本の民主主義は、大きなジレンマに立たされているといってよい。
■政治家が襲撃された主な事件
1960年10月、浅沼稲次郎・社会党委員長が演説中、右翼の少年に刺され死亡。
1990年1月、本島等・長崎市長が右翼団体の構成員に拳銃で撃たれ、重傷。
1910月、丹羽兵助・元労相が陸上自衛隊駐屯地で男に刺され死亡。
1992年3月、金丸信・自民党副総裁が講演会で狙撃される。
1996年10月、岐阜県御嵩町の柳川喜郎町長が自宅で襲われ重傷。
2002年10月、民主党の石井紘基衆院議員が右翼団体代表に自宅前で刺され死亡。
2006年8月、加藤紘一・自民党元幹事長の実家と事務所が放火され全焼。
2007年4月、伊藤一長・長崎市長が暴力団幹部に銃撃され、死亡。
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