東京五輪のテコンドー女子49キロ級で、金メダルに輝いたタイのパニパク・ウォンパタナキト選手が「メダルの表面が剥がれた」と訴えている。
パニパク選手は1日、取材に「私にとってとても大事なメダル。交換してほしい」と切実な声を上げた。
タイは五輪で「金」と「銅」を1個ずつ獲得。銅メダルの女子ボクシング選手も剥がれたと話している。パニパク選手は「とても悲しい。多くの選手が同じ問題に直面しているのではないか」と語った。
タイ・オリンピック委員会当局者は、交換を大会組織委員会に働き掛ける方針を示した。メダルをめぐっては、中国選手も表面が剥離したと指摘。環球時報によると、組織委は剥がれたのは保護用の塗膜で、「メダルの質に影響はない」と説明している。
今回の五輪メダルって、まずは都市鉱山から発掘した金銀を使ったとかから始まって、亡命選手が売りに出すとか、どっかの市長が嚙みついたりとか、挙句に剥がれるとか話題が多すぎる気がする。
でも、かっての工業立国だった日本の製品が悪く評価されるのは忍びないな。
駄菓子店で売っている「五輪チョコ」ではあるまいし、五輪メダルの「メッキが剥がれる」という前代未聞の訴えは驚くばかりだが、実は中国選手にも見られた。女子トランポリンで金メダルを獲得した朱雪瑩選手が8月、中国版ツイッター上に金メッキ部分が一部剥がれたメダルの画像を掲載したのだ。
東京五輪で使用された約5000個のメダルを製造したのは、日本の紙幣などを印刷し、最新の技術力を持つ独法の造幣局だ。五輪メダルは過去にも、日本で開催された東京(1964年)、札幌(72年)、長野(98年)の3大会で製造を担当している。果たして各国で訴えが相次ぐ「五輪メダルのメッキ剥がれ」の原因は何か。造幣局の広報担当に聞いた。
――五輪メダルのメッキが剥がれたという苦情が出ていますが。
詳しい話は東京五輪組織委に聞いてください。
――製造者として、考えられる原因は。
現物を見ていないので分かりません。
――五輪組織委から調査などの話は。
ありません。
――ということは、組織委が解散したら調べないと。
そうですね。
――とはいえ、このままだと、日本の紙幣製造を手掛ける造幣局としての技術力を問われかねないのでは。調べる予定は。
何だろうとは思いますが…。
――東京五輪のメダルには、使用済み携帯電話などの小型家電が再利用されました。そのことが原因では。
ないと思います。製造方法については(メッキに使った)純度も何も変わっていませんから。
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