マレーシアが北朝鮮の市民を米国に引き渡すことを受けて、北朝鮮は19日、マレーシアとの国交を断交すると発表した。国営朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。
北朝鮮外務省はKCNAを通じて、マレーシア当局が17日、「無実の(北朝鮮)市民」を米国に強制的に引き渡すという「許せない罪」を犯したとして、マレーシアとの国交を断絶すると発表。引き渡しは、米国への追従で、北朝鮮に対する「敵対行為」だと述べた。
同省はこの市民について、シンガポールで「合法な対外貿易活動」に従事しており、「違法なマネーロンダリング(資金洗浄)」に関与したという主張はぬれぎぬだと訴えた。
マレーシア最高裁は3日、マネーロンダリングの罪に問われた北朝鮮籍のムン・チョルミョン(Mun Chol Myong)被告の移送差し止めを求める申し立てを棄却していた。
断交はマレーシアへの脅しにもならないだろう。マレーシアにとっては痛くも痒くもないからだ。断交して損をするのは北朝鮮であって、マレーシアではない。
思えば、4年前に「金正男暗殺事件」がマレーシアで起きた時、マレーシア政府は北朝鮮の求めに応じて、遺体をマカオで暮していた家族にではなく、北朝鮮の求めに応じて北朝鮮に引き渡していた。また、マレーシア警察当局が北朝鮮大使館に逃げ込んだ容疑者の引き渡しを断念し、これまた北朝鮮の求めに応じて北朝鮮への送還を容認したのは周知の事実である。
北朝鮮はそうしたマレーシア当局の「配慮」をもう忘れてしまったのだろうか?北朝鮮が主張するようにマレーシアが米国に追従しているならば、北朝鮮の容疑者を北朝鮮に引き渡すことはしなかっただろう。
一方、この躊躇なくやるさまは、日本も見習いたい部分である。日本も早く断交しなければならない国があるんだが…
北朝鮮、マレーシアとの国交断絶を発表…損をするのは北朝鮮ma
Reviewed by RichKid
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3月 19, 2021
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